咳などとともに出た痰に血が混じっている場合、口や鼻、喉、気管、肺からの出血が痰に混じって排出されています。単に鼻血が原因で痰に血が混じる場合もありますが、肺がん、肺結核、非結核性抗酸菌症、気管支拡張症、肺炎、肺アスペルギルス症、肺梗塞、心不全など、さまざまな病気のサインとして現れることもあります。そのほかには、血液をさらさらにするお薬である抗凝固薬を飲んでいると血が固まりにくくなる事から出血しやすい事があります。
血が混じった痰がでた場合は、医療機関の受診をおすすめします。当クリニックでは耳鼻咽喉科、消化器内科、一般内科の受診が可能なので、血痰の原因をさまざまな角度から診断することが可能です。
喉が切れて痰に血が混じっていることもあるので、咽頭ファイバースコープでの観察を行います。そのほか、胸部レントゲン検査、超音波検査、採血を行い病気の特定をしていきます。必要に応じてCT検査(提携医療機関にて)を行う場合もあります。
症状のヒアリング
鼻や口から出血がないことを確認
胸部聴診
レントゲン検査、咽頭ファイバースコープでの観察、必要に応じCT検査・超音波検査・採血を実施します。
内服治療
再診
※ 治療の過程でさらに詳しい検査が必要と判断した場合は、連携病院や基幹病院を紹介することもあります。