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一般社団法人 虎ノ門中村クリニック神谷町院
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扁桃炎・扁桃周囲膿瘍

扁桃炎

扁桃の口の奥の両側にある口蓋扁桃が細菌やウイルスへの感染により炎症を起こすもので、通常は急性咽頭炎に続き起こります。身体の抵抗力がストレスや過労などにより落ちると細菌・ウイルス感染により炎症が起こります。口蓋扁桃の炎症の悪化し、炎症が周辺組織に広がると扁桃周辺炎となります。

扁桃腺

扁桃周囲膿瘍

扁桃周辺炎が進行して膿を持った状態になると扁桃周囲膿瘍になります。激しい喉の痛みと高熱が起こります。この痛みにより食べることや水を飲むこともできなくなります。

扁桃炎・扁桃周囲膿瘍の原因

扁桃炎・扁桃周囲膿瘍の原因は、口蓋扁桃が細菌などに感染し炎症を起こす事でおこります。扁桃炎の原因菌として有名な溶連菌は、大人の扁桃炎の10%前後、子どもの扁桃炎の30%ぐらいといわれています。溶連菌感染症にかかった人の1%以下の頻度で合併症が見られることがあります。回復後、2~4週間後に顔のむくみ・血尿(急性腎炎)、動悸・息切れ(リウマチ熱)、関節痛(アレルギー性紫斑病)などの症状、などを発症することがあります。扁桃炎の後にそのような症状があればすぐに当院までご相談ください。

その他の原因として、ウイルス性、黄色ブドウ球菌、肺炎双球菌レンサ菌、バクテロイデスなどがあります。

扁桃炎・扁桃周囲膿瘍の症状

扁桃炎・扁桃周囲膿瘍になると喉の痛み、発熱です。

扁桃炎・扁桃周囲膿瘍の検査

扁桃ぬぐい検査で溶連菌検査を実施したり、炎症の程度を計測するために採血を実施します。また、炎症の広がりが広いと思われる場合はファイバースコープにて範囲の確認を行います。

扁桃炎・扁桃周囲膿瘍の治療

扁桃炎・扁桃周囲膿瘍の治療には、抗菌薬の服用、点滴が行われます。しっかり治療しなければ1ヶ月以内に再発したり膿瘍形成することがあります。扁桃周囲膿瘍がある場合は、膿を出すため膿瘍を小さく切開して膿を取り除きます。

当院での検査・治療の流れ

溶連菌やアデノウイルスの確認
腫れがひどい場合は炎症反応の確認

その原因菌にあった抗生剤内服
必要に応じ点滴(抗生剤+抗炎症薬)

2-3日で改善なければ再診
扁桃周囲膿瘍の確認(採血やCT)

※ 扁桃周囲膿瘍の処置が必要であれば連携病院やお近くの基幹病院をご紹介

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