投稿日:2021/08/14
健診で中性脂肪やコレステロールの異常を指摘されたら「脂質代謝異常症」です。すぐに当院へ相談しましょう。
原因は暴飲暴食や肥満だけではありません。
日本人は遺伝的に脂質代謝異常症になりやすく、日本人の約8割、つまりほとんどの人が脂質代謝異常症の何らかの素因があります。
早い人だと20代前半から検査で異常が認められます。
女性の場合は閉経とともに急激にコレステロール値が上昇するので40代になると特に注意が必要です。
動脈硬化の主要な危険因子であり、放置すれば脳梗塞や心筋梗塞などの致死的な病気の原因となります。
脂質代謝異常症の患者さんの大半は症状が全くありません。
当クリニックでは採血検査(総コレステロール、LDLコレステロール、中性脂肪)と生活状況の問診を丁寧に行ってまいります。
脂質異常症の治療は、まず食事・運動療法です。
ある数値を超えると、食事運動などの環境的な要因だけでなく、遺伝的な体質にもアプローチしなければ改善が見込めません。
その際はLDLコレステロールを下げるお薬、中性脂肪を下げるお薬の処方をいたします。
神谷町、虎ノ門ヒルズ、虎ノ門、新橋周辺で内科疾患・生活習慣病でお困りの患者様は当院へお気軽にご相談ください。夜間診療、休日診療、日曜診療を行っております。