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アトピー性皮膚炎の原因と症状、治療について

投稿日:2021/08/11

アトピー性皮膚炎の原因と症状、治療について(皮膚科

アトピーは皮膚が痒くなり、赤み、皮膚が分厚くなる、湿疹が治らない、皮膚が浅黒くなる、など体のさまざまなところに繰り返してみられる病気です。

好発部位は目や口の周り、膝・肘の関節部、お腹周りです。

体質的な要因がありますが、唾液、汗、髪の毛の接触、衣類との摩擦、かきすぎによる刺激、化粧品・金属・シャンプーやリンスなどによるかぶれ、アレルゲン(ダニ、ほこり、花粉、ペット、食物)、ストレスなどが悪化要因となります。

アトピーの治療は原因の特定と、重症度や症状にあわせて治療することが重要です。

これらは採血検査(血清IgE値、好酸球数、LDH値、血清TARC値)で把握することができます。

TARC(ターク)は治療効果を評価するためにも有効です。

当院での治療内容としては、炎症を起こしている湿疹に対し最適なステロイド外用薬(リンデロン、アンテベート)やタクロリムス軟膏(プロトピック)を使い分けます。

皮膚の乾燥とバリア機能低下に対しヒルドイドやビーソフテンなどによる保湿剤外用によるスキンケアも併用します。

痒みが強い場合は痒み止めの飲み薬を併用します。

重症の場合はステロイドを内服していただく場合があります。

皮膚科疾患でお困りの患者様は当院へお気軽にご相談ください。