浮腫(むくみ)とは、皮下組織に余分な水分が溜まった状態で、手や足、顔などで見られます。水分は重力で下に落ちることから、膝から下の部分から足先に見られることが多いです。寝たきりの場合は背中が常に下になっている事から、背中や仙骨部分に浮腫がみられます。
浮腫を起こす原因はさまざまあります。病気を原因として起きる浮腫や、長時間の立ち仕事、お酒のもみすぎ、塩分の摂りすぎなど生活習慣を要因とした浮腫もあります。
一般的に「むくみ」といわれている状態を医学的には「浮腫(ふしゅ)」といいます。浮腫が起こっている方の脚を指で押さえると、押された後がなかなか戻らない状態になります。また、顔が腫れぼったく感じることもあります。
むくみの原因となっている生活習慣の改善を行います。具体的には、塩分を控えた食事を心がけ、アルコールの飲みすぎないようにします。また、適度な運動も血流をよくすることからむくみの予防に効果があります。生活習慣の改善で改善しない場合や、むくみが日に日にひどくなり場合、むくみ以外に身体の不調がある場合には、医療機関の受診を検討ください。
※ 治療の過程でさらに詳しい検査が必要と判断した場合は、連携病院や基幹病院を紹介することもあります。