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一般社団法人 虎ノ門中村クリニック神谷町院
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慢性上咽頭炎

慢性上咽頭炎

原因のはっきりしない、肩こりや頭痛、咳、眩暈のほか、全身の痛みなどの症状がある場合、慢性上咽頭炎の可能性も考えられます。喉は上咽頭、中咽頭、下咽頭と3つに分けられます。このうち上咽頭は鼻の奥の突き当りで、喉とのつなぎ目に当たる部分です。
この部分が副鼻腔炎や歯の炎症、喫煙などによる持続的な刺激により炎症が慢性化すると慢性上咽頭炎となります。

慢性上咽頭炎は、咽頭に炎症が起きる急性咽頭炎を繰り返しや、副鼻腔炎、歯の炎症などの慢性の刺激などにより慢性化した咽頭炎の事を言います。そのほかタバコ、お酒、刺激のある食べ物(辛いもの)、口呼吸により冷たい空気を吸い込む事も原因と考えられています。

慢性上咽頭炎の症状

慢性上咽頭炎の症状は咽頭の不快感、異物感、痛みや、頭痛、微熱、頸部リンパ節が腫れる場合もあります。また上咽頭の近くには血管・リンパ管が多く張り巡らされてほかの病気の原因になる場合もあります。以下は慢性上咽頭炎によって引き起こされる症状です。

  • 鼻とのどの間の痛み
  • 違和感
  • 乾燥感
  • 後鼻漏(鼻の奥からのどに鼻水が下りる)
  • 咳払い
  • 目まい
  • 声が出しにくい
  • 鼻の奥がにおう
  • 首のこり
  • 頭痛・頭重感
  • 倦怠感
  • 全身の痛み

慢性上咽頭炎が関与しうる疾患

慢性上咽頭炎が関与しうる疾患です。

咽頭違和感、顎関節症、咳喘息、後鼻漏、肩こり、首こり、痰、頭痛、耳鳴り、舌痛、歯の知覚過敏、多歯痛 全身倦怠感、めまい、睡眠障害(不眠・過眠)、起立性調節障害、記憶力・集中力の低下、過敏性腸症候群(下痢・腹痛など)、機能性胃腸症(胃もたれ、胃痛など)、むずむず脚症候群、慢性疲労症候群、線維筋痛症、IgA腎症、ネフローゼ症候群、関節炎、胸肋鎖骨過形成症、掌蹠嚢疱症、乾癬、慢性湿疹、アトピー性皮膚炎など

慢性上咽頭炎では急性上咽頭炎と同様、うがい薬によるうがいやトローチなどで喉を清潔にし炎症を抑えます。そのほかタバコやお酒を飲まれる方は禁酒、禁煙をお勧めしております。

慢性上咽頭炎の原因

上咽頭に細菌やウイルスが感染し、急性上咽頭炎になった状態の人が、疲労、ストレス、空気の乾燥、口呼吸、鼻炎や副鼻腔炎に伴う後鼻漏によって、持続的な刺激が加わることで炎症が慢性化した場合に慢性上咽頭炎を発症します。原因のわからない全身症状により内科を受診された患者さんの中で、慢性上咽頭炎を発症しておられる方もいらっしゃいます。当院では内科、耳鼻科の同時受診が可能なのでより適格な診断が可能です。

慢性上咽頭炎の治療

慢性上咽頭炎の治療には、処方薬、ネブライザーで治療を行っております。(Bスポット療法は行っておりません)抗菌剤や去痰剤、消炎鎮痛剤の内服薬の処方をし、吸入療法(ネブライザー)を行うことで、のどの腫れを鎮める効果が期待できます。

当院での検査・治療の流れ

詳細にヒアリング

鼻ファイバースコピーを行い鼻の中を観察します。

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