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一般社団法人 虎ノ門中村クリニック神谷町院
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肥満症

肥満症

肥満症とは医学的に減量を必要とする病態をいい、病気につながる可能性の高い疾病としての肥満を肥満症といいます。日本肥満学会ではBMI25以上で肥満と判定されたもののうち、肥満を起因とする健康障害を有している場合「肥満症」と定義します。

原発性肥満

原発性肥満とは単純性肥満とも呼ばれ「食べ過ぎ」による肥満です。原発性肥満の原因としては、環境因子、ホルモンの調整機構の異常、代謝性因子、精神的因子などが原因とし、これら複数が関係し合うと考えられています。原発性肥満は消費エネルギーに対し、接種エネルギーが多いため、余ったエネルギーが脂肪として蓄積されたものです。

二次性肥満

ある病気が原因で肥満状態になったもので、症候性肥満、随伴性肥満などとも呼ばれています。その原因としては糖尿病、クッシング症候群、甲状腺機能低下症や視床下部の障害、抗精神病薬や副腎皮質ホルモン薬などの薬物による薬剤性肥満などがあります。

肥満の判定

肥満は体重だけで判断はすることはできません。習慣的に運動を比較的よくする人で、筋肉量が多くて体重が増えたり、むくんで水分が体内にたまり体重が増加した場合などは肥満とはいいません。 肥満を判定するには、標準体重(理想体重)または体格指数などを用いる方法や体脂肪量を測定する方法があります。

肥満症の治療

肥満症の治療には、食事療法・運動療法など、普段の生活習慣の改善がとても重要になります。カウンセリングによる栄養指導を行い、食事も患者さまと相談の上、フォーミュラ食へと替えていきます。6ヶ月以上の食事療法・運動療法でも効果が上がらない場合は、胃の一部を切る外科的治療が検討されます。 肥満の治療は体重を減らす事につきます。当クリニックでは管理栄養士による食事指導も行っております。

当院での検査・治療の流れ

診察 (詳細なヒアリング)

合併症の検査(超音波検査、採血)

二次性の場合

  • 原疾患の治療

二次性ではない場合

  • 減量治療(ダイエット治療
  • 合併症治療(脂質代謝異常など)
  • 栄養運動指導

BMI>35で減量できない場合は、

サノレックス(食欲がなくなる薬)内服 減量手術をご希望の方はご紹介差し上げます。

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