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一般社団法人 虎ノ門中村クリニック神谷町院
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かぜ症候群

かぜ症候群

一般的に風邪とよばれる「かぜ症候群」とは、ウイルスや細菌といった病原菌により、鼻や喉など上気道が炎症を起こす症状の事です。かぜ症候群はごくありふれた病気で、健康な方であってもかかることがあります。 すべての年代で見られる病気で、多くは安静にし、栄養補給をすることで自然治癒します。

かぜ症候群の症状

風邪のおもな症状としては、鼻水、鼻づまりなど鼻の症状、のどの痛み、発熱、倦怠感、咳、痰などが挙げられます。 これらの症状は病原体に感染してから1~3日程度で現れる事が多く、鼻や喉など上気道の不快感からはじまり、鼻水、のどの痛み、発熱へと進行します。お子様の場合は38℃以上の高熱が出ることもあります。 これらの症状は個人差がありますのでこの限りではありませんが、おおむね咳を除き7~10日前後で軽快します。(咳は数週間続くこともあります)

かぜの予防

かぜ症候群は感染者が咳やくしゃみで飛散させた飛沫を吸い込むことや、手を介してウイルスが体内に入る事により感染します。そのため、予防のためにはウイルスと接触しないように外出時はマスクをし、帰宅時には手洗い、うがいを心がけるようにします。

ウイルスで汚染した手で鼻や目を触ると粘膜を介して感染することから、これらの箇所を触る場合は手洗いを忘れずに行いましょう。また、ご家族に風邪の方がいる場合、ご家族だけでなく患者さんも手洗いを行うことで他への感染を予防することにもなります。家族が共同で使っているものがある場合は患者さんが利用している物とわけたり、消毒することも有効です。

かぜの検査

風邪の診察では、触診・聴診が行われることがあります。 風邪の診断には以下の部位の触診と肺の聴診を行う場合もあります。

耳下腺

風邪をひいた場合、耳の下の耳下腺に腫れがある場合があります。触診で腫れが無いかを確認します。

顎下腺

耳下腺と同様、顎の下にある顎下腺も腫れがないか触診で確認します。

頸部リンパ腺

首にあるリンパ節も風邪の状態を調べるため、腫れがないか触診で確認します。

肺の聴診

聴診器により呼吸音を調べることで肺の状態を確認します。パチパチやプツプツといった異音が聞こえる場合、風邪と同時に肺炎を併発している可能性があります。

風邪の初期症状は、インフルエンザや他の疾患の初期症状に似ている場合があります。自己判断せずに早めの受診をおすすめします。

かぜの治療

かぜ症候群は、栄養補給、水分補給を行い安静にすれば自然に治癒します。症状がつらい場合には症状を和らげるお薬や解熱鎮痛剤を用います。3日以上の高熱と膿の混じった痰や鼻水、扁桃の腫れなどがある場合は細菌感染の疑いがあるため抗菌薬による治療を行う場合もあります。

当院での検査・治療の流れ

詳細な問診・診察

インフルエンザ・新型コロナ検査・ レントゲン。 必要に応じカメラで喉や鼻の観察、採血など

治療: それぞれの病態に合わせた治療を行います。

※ 治療の過程でさらに詳しい検査が必要と判断した場合は、連携病院や基幹病院を紹介することもあります。

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