虎ノ門中村クリニック神谷町院ではCPAP療法のオンライン診療ができます。スマートフォンやパソコンで簡単に受診ができますので、遠方の方や時間の無い方でもお気軽にご相談ください。
ただし、中等症の方は提携病院で一泊入院していただき、脳波をつけてより詳細に検査いたします。 重症の方は診察後、酸素が手配出来次第CPAPをつけての治療を開始いたします。 詳細はLINEやメールでお問い合わせください。
CPAPとは、「Continuous Positive Airway Pressure(持続的陽圧呼吸器)」の略称で、睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome:SAS)や、睡眠時の低酸素症、いびきなどの症状を改善するために使用される医療機器の一つです。
CPAPは、マスクを装着して鼻や口から空気を送り込み、空気の圧力を一定に保ちながら呼吸を補助する機能があります。 これにより、上気道の閉塞を改善して、無呼吸発作や低酸素症を軽減し、睡眠の質を改善することができます。 CPAPは、医師の処方が必要なため、病院やクリニックでの診察を受け、適切な装着方法や使用方法を指導してもらう必要があります。
睡眠時無呼吸症候群(SAS)は、睡眠中に呼吸が停止することで生じる呼吸器系の障害であり、 主に夜間の呼吸障害によって昼間の眠気や疲れ、健康への影響が現れます。 この症状は、鼻や口から入る空気の流れを妨げる上気道の狭窄や閉塞が原因となって起こります。 症状の重さによって、軽度から重度までさまざまな程度のSASがあり、治療法も異なってきます。 SASは、肥満や高血圧、喫煙などの生活習慣病や、アレルギー性鼻炎などの上気道疾患のほか、 年齢や遺伝などの要因によっても引き起こされることがあります。
睡眠時無呼吸症候群の診断には、以下のような基準があります。
診断には、多チャンネル睡眠検査(ポリソムノグラフィー)が一般的に使用されます。この検査では、睡眠中の脳波、筋肉の動き、心拍数、呼吸のパターンなどを計測し、睡眠時無呼吸症候群の診断や重症度の判定が行われます。