クリニック紹介/診療コンセプト

クリニック紹介/診療コンセプト

1. 予防医療・未病治療に特化したクリニックによる、健康に若々しく生きるための医療が受けられます

当院は日本初のアメリカ・アンチエイジング学会登録施設で、同学会の最も新しく標準的な予防医療・アンチエイジングサービスを提供しています。科学的に最も良いと推奨される方法を統合し、あなたの健康リスクに対し総合的に多面的にアプローチします。

例えば、がんや認知症を含む生活習慣病や寝たきりは予防できるということがわかってきています。できるだけ早く正しい方法で予防に取り組むことで、それらのリスクを下げることができ、寿命延伸だけでなく、健康的に生きることができます。

当院は、健康寿命に焦点を当てた新しい医学『ライフスタイル医学』を日本で初めて実践するクリニックです。

今、予防医療・未病治療が大切な理由!

保険医療で「予防」はほとんどカバーされていない

日本の医療保険制度のもとでは、保険の効く病院で提供される医療サービスは「診断」と「治療」にほぼ限定されており、予防や維持期へのサポートはほとんど整備されていないのが現状です。

実際に、予防医学へは、医療費全体のほんの数%程度しか使われていません。今後、医療費が増加していくことを考えると、予防医学や維持期の医療サービス拡大は期待できないでしょう。それでも、日本は世界に誇る長寿国家です。日本の医療をもってすれば長生きできるのでは?と思う方もいらっしゃるでしょう。

日本の保険医療のと陰:医療へのアクセスは世界No.1

今の日本の医療制度は、世界的に見ても非常に高いレベルにありますが、何より世界に誇るべき点は「医療へのアクセス」でしょう。実は、これが国民の健康に与える影響は極めて大きいのです。

日本では、誰でもどこでも平等な医療を受けられます。さらに、公的な「かかりつけ医」制度がないため、自分で自由に病院や医師を選ぶことができる「フリーアクセス」が保証されているのも特徴です。患者さんはかかった医療費の一部負担を求められますが、月ごとの高額負担を軽減する「高額療養費制度」もあり、比較的安価に医療を受けることができます。 これらの点から、医療へのアクセスは世界で最も高水準であると考えられ、これが今日の長寿社会を可能にした大きな原動力の一つです。

日本の保険医療の光と:実は、世界に冠たる寝たきり大国

わが国の高齢者医療を取り巻く状況を端的に示すキーワードは「寝たきり」と「社会的入院」です。寝たきりとは一日のほとんどをベッド上で過ごしている状態とされ、厚生労働省の推計によると、寝たきりの高齢者やその予備軍は、2025年には約490万人に達すると考えられています。寝たきりは、病気や障害によって必然的にもたらされるものではなく、「寝かせきり」が一番の原因であることが指摘されています。

これは高齢者に対する適切な介護やリハビリテーション、介護人員が不足していることを反映しているものと考えられます。寝たきりがほとんどいないとされるデンマークでは、介護施設の入居者より介護職員の数の方が多く存在します。人員不足の日本と、マンパワーで勝るデンマークの医療・介護サービスを比較すると、質・量ともに差は歴然としており、日本で寝たきりが増えてしまうのは至極当然の結果なのです。

また、社会的入院は医学的には入院の適応がないにも関わらず、社会的理由(家で経過を見るのが心配、ケアする人が近くにいないから、などの理由)により長期入院を続けたり入退院を繰り返す状態です。これは病院の介護施設化を招くだけでなく、医療費増大や寝たきり助長・増悪に加担しています。このように日本は長寿国家ではありますが、「寝たきりの人」と「元気な人」の二極化が進んでいるのが現状です。

健康長寿のために

予防医学という考え方は日本の医療制度・医療提供者・患者の全てにおいて世界と遅れをとっています。しかし、医療費問題、そして上記のような制度上の問題から、これからは全員が「予防」を嫌でも意識しなくてはいけない時代がやってきます。

超高齢化社会が進むにつれてこれらの問題はさらに顕在化し、その結果、個人に責任が向けられることは必然です。つまり、「自分の命は自分で守る」ことを皆が自認し自分の健康を見つめ直すことを余儀なくされます。

健康長寿は予防の賜物であり、病気になってからでは手遅れです。「自立」して「健康」に「長く」生きることを目的とすると、予防意識をあげ、病院に行くまで/介護予防のための医療を積極的に活用していく必要があります。

院長筆 サライ.jp「なぜ予防医学が必要?日本の医療制度が抱える3つの深刻な問題点とは」参照

2、病気の成り立ちにアプローチ。根本的な健康リスクの解決を行います

病気の成り立ちに関わる遺伝・環境要因からリスクを同定・予測し、あなたの生活習慣や体の特徴、抱えるリスクを「見える化」します。それは自分自身の客観視を可能にし、健康的な生活を実現するには欠かせないツールとなります。

ほとんどの病気は遺伝子と環境の両方が原因で発症します

ほとんどの病気は遺伝子と環境の両方が原因で発症します

生活習慣病をはじめとする多くの疾患は、遺伝要因と環境要因の両方が寄与する「多因子疾患」と呼びます。多因子疾患では複数の遺伝子が少しずつ発症に関与し、しかも人によって保有する発症関連遺伝子の組み合わせが異なります。例えば、糖尿病やがんなどがあげられ、複数の遺伝子に偶然起こった変異の蓄積が、最終的にがんや糖尿病といった病気へとつながるのです。

実は「病気」になるまでには長い時間がかかる

検査で異常があるか、ないか、ということが意識されがちですが、病気や異常の発見は白か、黒かの2択ではないのです。実は、病気になるまでは長い連続した過程があり、検査で見つかるのはその過程の後半なのです。これは、年齢を重ねるに連れて目に見えなかった異常が蓄積し、「病気」が増えてくることからもわかりますね。以下の図で解説しましょう。

これは公衆衛生学で有名な「病気の氷山理論(Iceberg Concept of Disease)」と呼ばれる病気の概念です。インフルエンザや肺炎などの急性炎症・感染症を除くほぼ全ての病気は、ある日突然発症したり診断されるわけではなく、小さな異常が積み重なって異常が指摘されるようになります。注目していただきたいのは、氷山として見えている部分、つまり「病気」と診断されたり検査で異常が見つかるのはほんの一部だということです。一方、氷山の下の部分は「未病」と言われます。未病は近年新しく誕生した概念で「健康から病気に向かっている状態」と定義され、病気になる前の段階のことをさします。
このように、異常を指摘されていなくても、隠れている健康リスクは思っている以上に大きいことを肝に銘じてください。本当に病気を予防したければ、異常として現れていない未病の段階から予防・介入する必要があります。

 

目に見えない異常がカラダに及ぼす影響

カラダは、外界の物理的刺激や化学的刺激に反応して適応行動をとります。そのために、増殖因子やホルモンなどを介して細胞間の情報のやりとりが行われ、この情報をもとに、細胞周期の制御にかかわる遺伝子(p53遺伝子など)がコントロールされたり、細胞機能が調節されています。これがうまく行かないと、DNAの突然変異を引き起こし、発がんや生体の老化を引き起こすことがわかってきました。

外部環境とカラダをつなぐメカニズム

外部環境とカラダをつなぐ役割を果たす5つの要素が病気の発症・増悪に大きく関係すると注目されています。それらは、
糖化反応」「酸化ストレス」「慢性炎症」「腸内環境」「自律神経」の5つです。これらがカラダに影響を与えるメカニズムはそれぞれで異なりますが、相互に共有している部分も多く、相加相乗的に影響を与え合っています。それぞれ簡単に見ていきましょう。

糖化反応:糖化反応、食事などから摂った余分な糖質が体内のたんぱく質などと結びついて、細胞などを劣化させる現象です。これは老化現象と密接に関連していて、肌のシワやシミ、筋肉の劣化などを引き起こします。さらに、動脈硬化やアルツハイマー病などの多くの病気との関連も指摘されています。

酸化ストレス:酸化ストレスが体に及ぼす悪影響は多岐にわたり、高血圧、炎症、動脈硬化、シワやたるみなどの老化現象、がん、アルツハイマー病などの脳神経疾患、ぜんそくなどの呼吸器疾患、白内障、心疾患、脂肪肝などの消化器疾患などなど、様々な病気の発生や増悪に中心的な役割を果たしていると考えられています。

慢性炎症:アレルギーや肥満の状態では、脂肪組織や肝臓などで慢性炎症が生じていることがわかっています。慢性炎症によって細胞内で誘導される酸化ストレスによりDNA(テロメア)の損傷が起こると、細胞老化が始まり、生きた細胞の成長と分裂が止まるため、体内の組織が再生し、自己修復する能力が制限されます。これは、老化と内臓機能低下を招き、糖尿病やがんなど様々な病気を引き起こします。

腸内環境:腸内環境は食事を通して外部環境と体内をつなぐ入り口であり、その役割は非常に重要です。腸内環境を改善することで、老化抑制、感染抵抗性の増強、整腸作用、免疫を活性化させる作用、発癌リスクの低減……などなど、これまで考えられなかったような効果が確認されています。

自律神経:自律神経は外部環境にカラダをうまく適応させる“クッション”のような働きを持ちますが、自律神経のバランスが崩れると病気の発症やそれらの経過に大きく影響を与えることは臨床的に広く認められています。

院長筆 サライ.jp「病気の成り立ちから病気を予防する」参照

 

3、健康で満足度の高い人生を実現するための医療を提供します

何事も目的を実現させるためには「プラン」が必要です。弁護士や税理士への依頼の際、自分自身の全てを打ち明けて最善の方法を提案してもらおうとするのと同じように、病気の予防にあたっても「何を目的とし長期的にどうしたいのか、どうなりたいのか」を予防の専門家とじっくり考える必要があります。このような観点から、当院は「初診」を最も重要視しております。初診は院長が1時間、あなたのお悩み・健康リスクに全力で向き合います。

当院はあなたの『顧問ドクター』として、あなたの健康リスクの管理と病気のフォローアップを長期にわたりサポートします。全国に専門医ネットワークを有しており、日常の健康相談からもしもの際の専門医紹介まで対応します。

病気の治療と予防はまるでベツモノ!予防には予防の専門家を!!

病気の治療と予防はまるでベツモノ!予防には予防の専門家を!!

お金と健康は、多くの人が気にかけている問題ではないでしょうか。「お金」と「健康」には共通する考え方があり、これらから導き出した『正しい健康観』を持つことが、本当の「予防」につながると考えられます。

医学と経済学は共通する①:「確率」の学問である

医学と経済学の共通する点として「統計の学問」ということが挙げられます。現在行われている医療は、きちんとしたデータとその解析結果に基づく統計学的なエビデンス(証拠)が最重要視されています。例えば、新しい薬が出た時は、既存の薬と比較してどれくらい効果があるのか、ということが徹底的に研究されます。また、血液検査の異常値は「健康な人から得られた検査結果分布の95%信頼区間」とされています。つまり、5%の人は異常がなくても「異常」と判断されてしまいます。 この誤診する確率をできるだけ低くするために、病院では一つの病気に対して血液検査や超音波、CTなど様々な検査を行うのですね。

医学と経済学は共通する②:お金も病気も「複利」で増える

「複利」とは元本と利息を合計してさらに利息をかけて資産を増やしていくやり方です。実は、「年齢を重ねると病気になりやすくなること」と「資産が増える原理」は同じなのです。 日本人の死因の実に80%が慢性疾患(生活習慣病)であり、その原因として長年のAGEの蓄積、酸化ストレスの暴露、慢性炎症によるダメージ、異常DNAの蓄積…などが挙げられます。これらは、症状・病気を引き起こさないような小さなダメージですが、長期間かけて体に蓄積され、年齢を重ねると急に目に見える病気として現れるのです。それはまさに、資産が増える原理である「複利グラフ」と同じですね。

ダメージの量が少ない時期/投資運用初期には特に目に見える変化が起きませんが、年月がたつにつれて変化は顕在化していきます。予防対策を何もしない人/複利運用では変化のスピードが早く、大きくなります。

医学と経済学は共通する③:基本的な考えは「リスクマネージメント」

「リスクマネージメント」とは危険を完全に回避することはできませんが、どうすれば最善のリスク軽減対策が得られるか、を考えることです。 投資の世界では、利益を上げることもありますが、当然損失を出してしまうこともあります。その際、損失を最小限にするために「リスクヘッジ」を行います。リスクヘッジは簡単に言うと保険をかけることですね。 健康の世界でも同じことが言え、「病気を早く見つける」ということがリスクヘッジに相当します。

早期発見・早期治療では長生きできない?!「予防」と「治療」は似て非なるものと考えるべし!

しかし、注意が必要なのは、リスクヘッジは「マイナスを最小限またはゼロに近づけるためのもの」であり、リスクヘッジにどれだけお金を費やしてもプラスにはならない、ということです。つまり、早期発見・早期治療は大切ですが、蓄積したダメージやリスクを放置し続ける限り病気になる確率は増え続け健康寿命は伸びません。上図をみていただければ明白ですね。

また、予防を考える際、「視点の違い」を頭に入れておかないといけません。 早期発見・早期治療は「病気の治療」という観点からは病気の予防になると言えるでしょう。しかし、「健康寿命」を伸ばすためには、病気が発見される前に手を打つことが必要です。蓄積されたダメージは複利運用されて悪循環を起こしますので、そのダメージをいかに蓄積させないか、日頃からケアするか、ということが肝心になってきます。 早期発見・早期治療は「病院目線」であり、健康寿命を伸ばすためには「患者目線」が大切になってきます。「自分の命は自分で守る」ことを肝に銘じ、病気がない段階から日頃の生活習慣を見直す、体をケアする、という健康観を持っていただきたいと思います。

健康でいるためには7つの「健康(ウェルネス)」を満たすことが大切

「健康」って何? ヘルス「health」とウェルネス「wellness」の違い

そもそも英語には、“健康”を意味することばが二つあります。「ヘルス」と「ウェルネス」です。その違いとは何でしょうか?まず「ヘルス(Health)」について、世界保健機関(WHO)は1948年に「身体的、精神的、社会的に完全に良好な状態であること」と定義しています。つまり簡単に言うと、「ヘルス」とは、病気ではなく、身体的には体力があり、精神的なストレスに上手に対応でき、社会的に豊かな人間関係がある状態とされます。

一方の「ウェルネス(Wellness)」は、こちらも「健康」と訳すことができる言葉ですが、こちらは健康をゴールではなく「手段」と考えるニュアンスがあります。また、病気の治療という範疇を超えて、予防と健康促進に重きを置く考え方です。具体的には、病気の改善・心のケア・社会参加など、7つの視点から見た「健康になるための統合的な方法」を提案するもので、7つのウェルネス全てが満たされないと「健康」とは言えないとされています。

「ウェルネス」を構成する7つの要素

1. 感情のウェルネス
感情は、生活の中で精神的なバランスを保ち、生活習慣をコントロールする上で重要な役割を果たすものです。近年の研究では、感情のコントロールが脳卒中や心臓病の予防に影響を与えていると考えられています。ストレスに上手に対処することは、健康促進と病気予防の両方にとって重要な要素です。

2. 知性/認知能力のウェルネス
創造性を追求し、知的好奇心をくすぐる活動は、心を楽しませ知的能力を維持させる方法として確立されています。知性や認知能力は、精神状態、食事内容などの生活習慣に影響を与えると考えられており、これらの維持は年齢を重ねるにつれて特に意識しなければならないポイントです。

3. 身体のウェルネス
自立した生活をするためには、身体的なウェルネスは必須です。もちろん“病気がない”ことが理想ではありますが、そのためにも「病気にならない予防」(1次予防)、「病気を早く発見する予防」(2次予防)、「病気を悪化させない予防」(3次予防)が特に重要です。

4. 職業上のウェルネス
仕事を通して人生の目的や意義を見出し、主体的に人生を選択することは大切な要素であり、「生活の質」に大きく影響し、人生の満足度に大きく寄与します。人生の満足度が高い人ほど長生きすることが、これまで多くの研究で示されています。

5. 社会的なウェルネス
家族や友人、近所の人と交流をもつことで精神的な刺激となり、「生活の質」を改善させてくれます。一方で、対人関係が乏しい社会的に孤立した人は、糖尿病や高血圧になりやすかったり、それらを増悪させるということが研究で判明しています。

6. 精神のウェルネス
生きていく上での意味や目的を持つことによって、健康である実感や世界とのつながりを感じることです。具体的には、自分と向き合う瞑想、信条に基づいた行動、ヨガや太極拳などが挙げられ、精神的な安定だけでなく、高血圧や転倒の予防、認知能力の改善などにも効果があると医学的に証明されています。

7. 環境のウェルネス
生活環境のみならず、職場環境や対人関係、社会経済状況なども含まれます。ストレスの感じ方は人それぞれですが、自分にあった環境づくりを心がけ、適度なストレスを維持することが肝要となります。

院長筆 サライ.jp「健康に長生きするための新指標「7つのウェルネス」を知っていますか?」参照



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※ 当院は患者様一人一人に十分な診療時間を確保し、快適に過ごしていただくため、完全予約制で診療を行っております。

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